じゅうの診断

霊視とじゅうの診断による鑑定の記録

巫女と占い師

占い師になると

いろいろなご依頼があります

占いはもちろんのこと

方角の話、家相の話、子宝、名付け、お墓…

 

目には見えないけれど、ちゃんとやらないといけないもの

その時にしか決められないもの

そんなことを決定するときに人は占い師に尋ねたくなるのかもしれませんね

 

かつては目に見えない何かに厄を感じて、退治したり

先んじて厄を落としたり

先人や神様に情報を聞き出したり

様々な場面で霊力を持った人が活躍してきました

 

陰陽師や巫女が代表的な職だったのではないでしょうか

 

ですが、さまざまあった霊力を使う職は歴史の中で正式に無いものにされています

神仏分離令が民間の宗教家にも活動を禁止した歴史があり、今は正式な職業として霊力を使用しての陰陽師や巫女は認められていません(勝手に名乗る、形としての巫女は存在しますが)

 

それでも脈々と遺伝、家系の影響によって

霊力を持った陰陽師や巫女は現代でもひっそりと存在し、占い師や祈祷師として活躍していると私は考えています

 

私の家系に霊力があったかというと、父方、母方両方にあったと言えます 

 

父は本人がそう言っていましたし

私の母方の祖母も霊力があったという話です

残念ながら二人は占い師ではありませんが・・・

 

父が高速道路で出くわしたトラックの運転手の霊の話

祖母が幼少のころに見た死神の話

何度も母から語られ、大人になってからは私も似たような体験をしました

 

父の実家には考古学者が見に来るような昔の祭壇の跡地があったり

母の実家の近くには大きな滝

なんとなく私は地理的遺伝的に霊力をもって生まれるべきだったのかもしれないと考えることもあります

 

私は霊力がある自覚がありますし、その力を使って占いをしています

でも、それがすごいとも思っていません

 

霊力は目に見えない

だからとても胡散臭い

正直私もそう思います

実際、自分の周りにいる霊感のあるというおじさんたち

とても胡散臭い

なぜか・・・

 

ぶっちゃけ何を言っているか分からないからです

前提事項が周知されてないのに話が進むと人は聞く気さえ失います

 

霊力は目に見えないからこそ、不可思議で信じられない存在それが現在の認識です

誰も信じなければ、すごくも何ともない

 

かつて、巫女がたくさん存在し

その力で民衆の心を鎮めたり、厄災を予言したり、神の声を聞いていたころ

霊力や神様は当たり前の存在で、誰も胡散臭いなんて思っていませんでした

巫女の話は神の声としてすべて受け入れて、全ての決定を神様の言うとおりに・・・

その影響は政治にも及んでいたはずです

 

そうなれば・・・・

偽物も霊力が強くないのに巫女を語るもの、その影響力を利用して自分の利益を求める者、民衆を怖がらせて意味のない祈祷をする者

生きる人間は欲がありますから、どんどん悪い方向へ行く人もいたでしょうね

本物か偽物か・・・神の怒りに触れるのが怖くて、誰も確かめられなかったでしょう

そこで神仏分離令です

民間の巫女などの職は厳しく取り締まられ

巫女と語れば生きたまま焼かれました

日本版魔女狩りです

そうでもしないと、政治にも影響を及ぼしていた存在を消すことができなかったのでしょう

 

そしてルールを定めました

仏も神も一緒に祭ったり、大事にしていた状態から

厳しい修行をして悟りを開いたものを仏

神道の神々が神

それ以外を神格化することを禁じました

仏はお寺に神は神社に奉納しました

お坊さんがお経を唱え、神職祝詞を上げます

お坊さんや神職に霊力は求められません

お寺や神社で神様からの声を聞くことはなく、こちらの声を聞いてもらう一方通行の状態です

 

それが現代の仏教であり、神道です

以上は私が調べた結果なので、間違っていたら教えてください

分からないを解消するために、クリアにしておきたい部分は積極的に調べています

 

私は自分は巫女だと思います

巫女の定義を調べたからそう思うのですが

巫女の定義なんて誰も知りません

それならば、巫女と名乗る意味もないと思います

占い師なら占いをする人という認識がなんとなくありますから、私は占い以外もやりますが、占い師という方が都合がよいと考えます

 

先ほども胡散臭さの原因を分からないからだと言いましたが

前提事項がわからないとわからないままなのです

神の声が聞こえたからとて、地震を予知したからとて、その根源が何か語られなければ、信じてもらえない

そもそも話を聞いてすらもらえないのです

 

だからこそ、私は丁寧に説明したり、前提項目を話したうえで霊視をしていきたいと考えています

どこをどう見て、その結論に至ったのか・・・

そして、先の話はこういう風に見えているから、気に病むことなく進んでほしい

結果と進むべき方向、考え方まで言及して説明していきます

 

 

あなたの未来に良いことはない、胸に手を当てて考えなさい

この言葉はある占い師が言ったそうで、私がドン引きしたセリフですが

こんなこと言う奴はも見えていたとしても偽物です

どこをどう見て、この先良いことがないのか、語られなかったそうですし

そもそも、胸に手を当てて考えるべき項目をあぶりだすのが占い師の仕事です

 

現代にも偽物はいます

分からない時代だからこそ、霊感があると言えばお客さんが取れると思っている占い師もいるかもしれません

いたずらに怖がらせて祈祷する、ブロックを外すと金銭を要求したり・・・

神様にお願いするなら、誰でもできるのです

心を変える自己啓発なんてこの世にごまんと存在しています

祈祷しないとできないことは限られています(土地の件とかは祈祷必須です)

 

根拠をしっかり聞いていいのです

良いことがないとおっしゃる根拠は何ですか?

胸に手を当てて、何を感じたらよいですか?

見えていれば答えてくれるはずです

これで神の怒りだのなんだの言われたら

罰当たりなのはその占い師です

 

占い師には大事な決定事項を聞くことも多いでしょう

方角の話、家相の話、子宝、名付け、お墓…

人生の大事なことを決定するなら、しっかりと根拠を説明できる人に頼んでくださいね

 

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